文楽(ぶんがく)の読み方。其の1
僕がゼロ構築した新しいジャンル『文楽(ぶんがく)』は
記憶力と想像力と人生に於いての経験値が必要な読み物
心情や場面、状況を説明する『ト書き』が一切ないので
読み手側が能動的にそれらを自己構築し、
自己構築させた世界を記憶しておく必要があります
おそらくは受動的に物事を学んだ人や
膨大な情報が書かれた小説を読み慣れてる人にはかなり難易度は高いかと
例えば
1作目『手のひら。』の冒頭で
「なんじゃこりゃ?」ってなったら、もう即脱落です 笑
Twitterをやってらっしゃる方は、
「あ、Twitterだ」と直ぐに判るでしょう
そして話している内容はゲームの、主に格闘ゲームの話題なのですが、
既にそのジャンルに慣れている人同士の会話ではいちいち説明口調にはなりません
そしてその「なんかよく判らない会話」を、
それはそれとして傍に置いておけるスキルも必要になってきます 笑
けれども途中のツイートに出てくる『何森遥架』という女優さんは
かなりメインの登場人物
なのでその人が登場した時に
「あ!Twitterで話題にしてた人だ!」
と直ぐに反応できる人は
相当記憶力は優れているほうだと思われます
あと『マース』というアカウント名
これも実はお話の根幹に関わる、重要な情報だったりもして
そしてこの『何森遥架』という女優さんの苗字、
『何森』がなんと読むかは…分からずじまいでお話は終わります
要はこれも意図してそうしていて
名前を聞いて、直ぐに漢字が浮かぶ程の有名度のある女優さんなんだなと
自分から答えを導き出す必要があります
『ジンギスカン』と聞いて「あの」メロディーが脳内再生されなければ、
なんのこっちゃわかりませんし、
秋葉栞ちゃんが女友達2人に言い放つ
「人の悪口言ってると心までブサイクになるよ」
っていうことばで
彼女の、
「外見はブサイク」だと女友達に対し抱き、
それを言い放てるくらいの性格なんだと、
その人となりを推察してもらう必要があったりもします
それと現在連載中の『Love Stories。』Chapter.1の舞台は高校なのですが、
文章も大人の僕が書いているわけではなく、
高校生の知識や学力を前提にして構築をしているので、
登場人物本人が分からない・書けない漢字は『平仮名表記』にしてあります
あと「超」と「ちょー」と「チョー」は、ニュアンスの異なる「超」です 笑
こういった『敢えてそうしてる』部分があっちゃこっちゃにあるので
きちんとした、間違いの全くない、完璧な文語体をお求めでしたら…
フツーに小説をいただければと思います
それと通常の小説では使わないであろう、
顔文字や文章のセンタリングをめっちゃ多用してます
ネット上で公開してるのはあくまで簡易版なので細かい調整はできないのですが、
通常版では登場人物によってフォントを変え、
場面場面でフォントの大きさを結構変えているので
読み物なのに、立体感を感じられるような作りになっています
そちらの通常版は書籍化してからのお楽しみという事で、
引き続き『Love Stories。』をお楽しみいただければと思います
明日でEpisode.19ですが…あとまだ180くらいが控えてるので
ご自分の記憶力テストにもなるのかな、と 笑
…という事は〜?
それは読んでのお楽しみです😊
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