エピソード47
「ハッピバースデートゥーユー♪」
「さなちゃん、危ないから落ちないようにね~」
「はーい!」
♪~
「きたー!」
タタタタターッ!!
「さなちゃん、走ると危ないよ~」
カチャッ
キィ~
パタンッ
カチャッ
キィ~
パタンッ
「ちがったー」
タタタタターッ!!
「さなちゃん、お顔知らない人も来るの!?」
「そういえばウチの娘も、
さなちゃんのこと知らなかったしねぇ」
トントンッ
「ジェンガピザでーす!」
「はいはーい!いま行きまーす!」
♪~
「はいはい、いま開けますね~」
カチャッ
キィ~
「お待たせしました~」
「こちらがピザになりまぁす」
「底がお熱いのでお気をつけくださぁい」
「はい^^」
「こちらがパーティーコンボと…」
「はい^^」
「こちらがシーザーサラダになりまーす」
「ハッピバースデートゥーユー♪」
「はい、これお代ね!」
「あ、はい お釣りのほうが
「お釣りはいいわよ!」
「え?でも…」
「あちこち配達して大変でしょー!」
「飲み物でも買ってくださいな^^」
「ありがとうございます!」
「こちら領収書と新しいメニューになります!」
「はい、ご苦労様でした^^」
「失礼しまーす!」
「はいはーい」
パタンッ
「ありがとうございます」
「いいのいいの!」
「ピザ、向こうに持っていきますね!」
「お誕生日っぽくなってきたわね!」
「ですね!」
「きたー!」
タタタタターッ!!
「転ばないようにね~」
「はーい!」
カチャッ
キィ~
パタンッ
「笑」
「今度は当たりかしら!」
「どうでしょう 苦笑」
…ここ来るの久しぶりだなぁ
タタタタターッ!
「?」
「藤森さなえです!」
「君がさなえちゃんかぁ」
「えーっと」
「あ、そうか」
「河本桜です 、お母さんが
「ふーちゃん!」
お母さんの昔のあだ名 笑
「そう 『ふーちゃん』の子供の、桜です^^」
「私のことも『さくちゃん』って呼んでいいよ」
「ほんと!」
「うん、いいよ」
「さくちゃん、いこー!」
「ふふ^^」
カチャッ
キィ~
パタンッ
「あらさくちゃん!おててなんか繋いじゃって」
「もうさなえちゃんと仲良くなったのね!」
「ふーちゃんまではいかないけど 笑」
「んふふ~^^」
「さなちゃん、
文江さんの事『ふーちゃん』って呼んでるの!?」
「なんだかすみません…」
「いいのいいの!私が呼んでって言ったんだもの!」
「藤森さんも『ふーちゃん』って呼んでいいわよ 笑」
「いや…さすがにそれは 笑」
「笑」
タタタタターッ!!
「紹介するわね!娘の桜^^」
「はじめまして、河本桜です^^」
「藤森麻衣です、はじめまして^^」
「桜ちゃん、
さなちゃんのために来てくれてありがとう」
「いえいえ、私も藤森さんにお会いしてみたかったので」
「ん?」
「ハッピバースデートゥーユー♪」
「『宝くじのひと』がどんな人なのか、興味があったので 笑」
「あらま 笑」
「ふふ 笑」
「きたー!」
タタタタターッ!!
「さなちゃん、みんなのお迎えにいくのね!」
「うん!」
カチャッ
キィ~
「ふふ 笑」
パタンッ
「可愛いわ~^^」
「かわいいね^^」
「ありがとうございます^^」
タタタタターッ!
「てらだせんせー!」
「あら、さなえちゃん!」
「てらだ先生きてくれたー!」
「先生のお迎えに来てくれたの?」
「うん!」
「ありがとう^^」
「先生、いこー!」
「はーい^^」
カチャッ
キィ~
パタンッ
「あ、寺田先生!」
「さなえちゃんのお母さんですね、
はじめまして寺田智子です^^」
「こちらこそはじめまして、
さなえの母の、藤森麻衣です^^」
タタタタターッ!!
「あれ?」
「寺田先生は担任の先生じゃないんですの?」
「そうなんです 苦笑」
♪~
「じゃあ、
さなえちゃんのお気に入りの先生なんですね」
「どうなんでしょう 笑」
「あ、私ここで藤森さんと一緒に働いてる河本文江です^^」
「でこっちは娘の
「桜です、はじめまして^^」
「はじめまして、ふみえさん、さくらちゃん^^」
「ハッピバースデートゥーユー♪」
「さなえちゃん、
もうハッピーバースデー歌ってるんですね 笑」
「そうなんです、朝からずっと」
「朝からずっと歌ってたんだ」
「さなちゃん、今日が『初』お誕生日会なんだって!」
「それじゃあワクワクしちゃいますね 笑」
「きたー!」
タタタタターッ!!
「ふふ 笑」
カチャッ
キィ~
パタンッ
「やっぱ可愛いね、さなちゃん^^」
「可愛いわ~^^」
「可愛いですね^^」
「ありがとうございます^^」
「さなちゃんは…」
「さなちゃんは私の、
1番の宝物なんです^^」
カチャッ
キィ~
パタンッ
「ちがったー」
タタタタターッ!!
「笑」×4
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