5−44
「ぬおー!?」
「やべ、チョー可愛い…」
「目はそらさないのぉ♪」
「俺まだ、心は22っすよ!?」
ちらっ
「ぬあ!?チョーヤバい…」
「あ」
「お?」
「鼻血」
「あ」
「まさかの鼻血 爆笑」
「思春期かよ! 笑(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」
「『22』のよーすけには、刺激が強過ぎたか♪」
「はい、ティッシュ 笑」
「お、サンキュー…(; ・`д・´)」
「なあ拓也ぁ」
「あ?」
「さっき『ジョンが俺を導いた』って言ってたよな」
「あ、ああ」
「‥よし」
「んじゃ今度は…俺の番かぁ」
「陽介氏の?」
「うん」
「次は俺が、
『落合健治』を導く番」
「よーすけ…」
「『落合健治』だった頃の俺を、
待ってるひとがいるんだよね?」
「うん、いるよ」
「ふうぅぅ」
「なんか…
『ふんっ!』
って、
気合いでなんとか出来ねえかなぁ 笑」
「あは 笑」
「まぁそれは、帰りの車ん中で考えれば? 笑」
「あ!俺、明日学校だ!」
「学校?」
「拓也、小学校の先生やってるの」
「あ、そっか」
「拓也、そっちの学部だもんな」
「…ちげー、『だった』もんな」
「・・・」
「ぬあぁぁ~!」
「この浦島太郎状態から、早く抜け出してぇ~」
「早う『落合健治』見つけて、
フュージョンせなぁ…(; ・`д・´)」
「ってか拓也が鳥取に住んでんの?」
「は?なんだよそれ」
「え?(; ・`д・´)」
「だって『明日学校』言うたやん」
「ここ鳥取じゃないの?」
「ううん、静岡」
「え?」
「まさかの静岡…」
「すげぇな…(; ・`д・´)」
「よくこんな穴場スポット見つけたな」
「誰が最初ここにきたの?」
「落合健治」×3
「・・・」
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