эпизо́д.10-1
「…てか寺田さん」
「・・・」
「あ゛?なんだよ」
「案外、結構歌えてましたね!」
「そっかぁ?」
「いやぁ、寺田さんに『アカペラ』って。。
ちょっとハードル高過ぎたかなぁって思ってたんすけど」
「何気に寺田さん、歌上手いし」
「『敬老の日』以外のアピールポイント、
あるやーん!って思っちゃいました 笑」
「・・・」
「まぁでも、あくまで今日は体験会みたいなもんなんで」
「これで寺田さん、多少は気持ちも20代に戻れたんじゃないっすか?」
「・・・」
「…て」
「あんま返事を返せないくらい、実は結構パワー使ってたとか? 笑」
「…まぁ、そうかもな」
「…てか思ったんすけどぉ」
「何気に俺たちのエピソードって、ぞんざいに扱われてる感じ、しません?」
「お前と一緒にすんなって」
「え?」
「…お前の出番、これで終わりかもな 笑」
「げっ!?Σ(`Д´ )マヂデスカ!?」
「…寺田さんのほうから、どうにかお願いして」
「どこに何をお願いすんだよ! 笑」
「それは!…えっと…そのぉ」
すたすたすた…
ガザゴソ…
「何卒よろしくお願いします」
「まさかのお地蔵様 笑」
「エビアンですが…」
「そしてフレンチアルプスの水で清める 笑」
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