эпизо́д.10-2




すたすたすた…



「よし、やれるだけの事はやった…(;・∀・)」




「…なぁ川口ぃ」


「ん?なんすか?」



「俺、あそこ入るわ」

「げっ!?Σ(`Д´ )マヂデスカ!?」


「なんだよぉ、そんなに意外か?」


「いや、当初の俺の予定としては、寺田さんが

「あんなんよう分からん!」ってなって」


「奢りで飲みに連れてってもらうって流れだったんで 苦笑」



「でも寺田さん、「休日は休むもんだ」って言ってたじゃないっすかぁ」


「休みは土日あんだからよぉ、どっちか休めば充分だろう」



「川口はどうする?」

「え!?俺っすか?」


「…半分ギャグで来たようなもんなんで」


「アカペラそれ自体にはそれほど興味が…」



「そっかぁ」



「お前の出番、増えるかもしんな

「入ります!( ̄ー+ ̄)キラリ」


「いやぁもうあそこ入った瞬間、

『俺の居場所はここだ!』って思いました!」

「そっか」


「んじゃ俺の分も、入会の手続きしといてくれよ」

「(`Д´)ゞラジャー!!」



「でも、そのくだりも端折られると思うけどな 苦笑」

「ぐっ(;´∀`)」



             タタタタ…




ピッ




ゴトゴトッ



「また行った 笑」



          タタタタ…



「ヴォルビックですが…」



「何卒よろしくお願いします!!」


「そして今度はオーヴェルニュ地方 笑」




すたすたすた…




「お前のその頑張り、通じるといいな」

「うわっ、ちょー他人事!Σ(´∀`;)」


「まぁ今日は奢れるほど持ってねぇし」


「でも立ち食い蕎麦くらいなら奢ってやる」

「えー!?何その安上がりぃ」



「お前、『立ち食い蕎麦』ナメてんだろ」


「美味すぎてお前、腰抜かすかもな 笑」



「だからその言動が48なんだって…」

「あ゛?なんか言ったか?」


「いえいえ!」



「んじゃこっちな」


「あ、いっこいいっすか?」


             「あ゛?」



                「この後のくだりも…」



「…まぁ端折られるだろうな 笑」



「やっぱり…」



「でも、そんなん気にならないくらい、うめーから!」



「もう1度、お地蔵さまに…」




「おーい!置いてくぞ!!」



「あ、はーい!」



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