эпизо́д.28-1
キィ… コォ…
キィ… コォ…
キィ… コォ…
キィ
「ねぇ、フントくん」
「は、はい!」
「…なんか勘違いしてるでしょ」
「は、はい?」
「やっぱり 笑」
「告白されるとか思った?」
「ゔっ(; ・`д・´)」
「わたし、なにも知らない人の事、好きにはならないよ」
「『一目惚れ』とか有り得ない人だから」
「だからリラーックス 笑」
「ふうぅぅうぅぅ~。。」
「あは 笑」
「じゃあ、相談事かなにかでしょうか…」
「 ん?」
「『人のいない公園』をチョイスしたので…」
「ああ」
「んー…」
「別に人に聞かれてもいいんだけどぉ」
「変な顔されるのも嫌だから」
「…なんでこの公園をチョイスしたか分かる?」
「んー…」
「1番近かった、から?」
「cremallera。」
「え」
「フントくんも見えるんでしょ?」
「あそこにあるの」
「あ」
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「フントくんのロシア語、なんだっけ…」
「застежка-молния。」
「そそ」
「それ」
「わたし、ロシア語ではまだ見た事ないんだけど」
「ん?って思って『ザスチェなんちゃら』を調べてみたら、
おんなじ意味だったから」
「ファスナー」「ジッパー」
「あは 笑」
「すれ違った 笑」
「あれが見える人に初めてお会いしました…」
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