эпизо́д.55
「お父さ~ん、夕飯はテキトーに買ってきましたぁ」
「お酒のご用意はご自分でお願いしまーす」
「はーい」
とん とん!
とん とん!…
「ねぇねぇ!!」
「見てみてーー!!」
「結愛ちゃん、可愛いー!♡」
とん とん
とん とん…
「んふふ(*´◡`*) 」
「あら、アレまだあったの」
「うん、お気にだったから取っといたの」
「えー!?これ着るのぉ!?」
「そしてお兄ちゃんのチョイスが、
大変な事になってるっぽい 笑」
「はい、かおり」
「お皿とお箸」
とん とん
「あ、はーい」
とん とん…
「文人ぉ、ゆずきちゃんに
変なもの着せてないでしょうね」
「我ながら、
ナイスなチョイスだと自負しておったの
ボッ!! 赤面 照
「なに文人、急に赤くなってんの?」
「お母さんの、花純さんの部屋着チョイスが
ジャストだったみたいよ 笑」
「そっか、文人のストライクだったわね 笑」
「はは…照」
とん 、
とん
「そしてちょー足取りの重い、ゆずきさん 笑」
とん…
「ぷっ 失笑」
「まさかの漢字Tシャツ 笑」
「・・・(〃ω〃)」
「ねぇ、あの漢字、なんて読むの?」
「アレはね、『ゆず』って読むの」
「ゆずきお姉ちゃんの『ゆず』かぁ!!」
「(ΦωΦ)フフフ…」
「なになに?」
「あーそうきたかぁー 苦笑」
「文人ぉ、それはさすがに、お母さんでも無理」
「ゔっ(; ・`д・´)」
「無理言わないでください!(〃ω〃)」
「さ、さすがに今の住処に多くを持って行ってるので」
「生憎Tシャツはこれくらいしかなく…」
「ゔー(〃ω〃)」
とん とん
「あ、お父さん降りてくる」
とん とん…
「みんな、お父さん見てもびっくりしないでね 笑」
「え?」×2
「ん?」
「皆さん、ようこそ~^^」
「え!?」
「まさかの…
お父さん、チョーイケメン!」
「そりゃそうよぉ」
「私の遺伝子じゃあ、かおりみたいな可愛い顔、
出てくるわけないもの」
「フントパパ、カッチョいいー!」
「ありがとう^^」
「お父さん昔、歌手だったの」
「だからフント君、歌上手いんだ!」
「お父さん、昔の芸名、
皆さんに教えてあげて!」
「そのフリはもしかして…」
「言っても皆さん
ご存知ではないだろう、世代的に^^」
「え?」
「まさかのぉ…
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