эпизо́д.67-2




「だってウチでじっとしてんの、

つまんないんだもーん (ㆀ˘・з・˘)」


「親説得すんの、何気に大変だったんだから」


「ウチもウチも」


「「ヘタに何か触んな」言われた 苦笑」



「( ̄д ̄)エー」


「でもこうやって収穫があったからいいでしょ?」



「いやいや」


「それは美波の、

『クチすベりぃ』から始まったやつだし」


「はは…苦笑」



「ゆずきは自粛中、フントくんと

連絡取り合ってはいたんでしょ?」


「うん」



「1回テレビ電話しようって言ったんだけど

「そんな勇気はない!」って激しく拒否られた 笑」


「ホントにまだ認識してないんだね 笑」

「うん 苦笑」


「でもメッセでマメにやり取りはしてるよ?」



「じゃあ美波もヒマだったら、

直人くんとやり取りしてればよかったのに」



「…れた」


「え?なに?」




「・・・」




「別れたの!」


うそ!!×3



「直人くん、美波の…

保護者として適任だったのに」


「うん」


「わたしも勝手に、結婚すると思ってた」

「え?なんでなんでなんで!?」




じー×3



「…れた」



「は?また聞こえないんだけど」




「・・・」




「浮気がバレたの!」


「え!?」


「は?」

「ん?」


「直人くん、浮気してたの!?」


「・・・」


「芽衣、違う違う」

「はぁ~。。」



「・・・」


「え?」



「今美波、

「浮気『が』バレた」って言ったでしょ」




「あ」




「美波が浮気してたの!?」


「はぁ~。。」

 


「い、いいじゃない!」

「う、浮気のひとつやふたつ」


「減るもんじゃないんだから」



「美波それ、

男が使う『言い訳あるある』」


「ゔっ…(;・∀・)」



「さ、流石に相手はウチのサークルじゃない、よね?」



こくり



「さすがに自粛中に会ったりは…」



「・・・」



「会ってんだ!?」



「相手、ウチらが知ってる人、

じゃないよね?」



「・・・」



「知ってる人なんだ…苦笑」

「誰だれ誰だれ!?」




じー×3




「…くん」



「は?また聞こえない 笑」




「・・・」




「『片瀬』くん!」



えっ!?×3




「『片瀬くん』ってあの、


イケメン・チャラ男の?」


「街のど真ん中で秋葉栞にフラれた、



『あの伝説』の?」



こ くり



「濃厚接触者だ、美波」





「どうしよう…」


「保健所で検査してもらえるかな…」


「無理でしょ」

「発症してもさせてもらえないって言うし…」



「大丈夫だよ!」

「セキも熱も出てないし」



「お客様ぁ~、そろそろ閉店の時間に」



「そっか」

「営業時間も短縮してるんだった」


「あ、はーい



って…」



「店員さん、さっきまでしてなかった…

フェイスシールドしてる (;・∀・)」


「美波、100パー警戒されてるよ…」


「だから大丈夫だって!」



「2週間後、なにもないことを祈ろう…」


「う、うん…」



「ここは美波のおごりね」


「えー!なんでよ!」


「話の流れでわかるでしょ、それくらい」


「ゔっ…」



「芽衣、行くよ!」


    「う、うん…」




「ありがとうございましたぁ・・」



「大丈夫、だよ、ね」



「ね!みなさん…」





  反応が判らないから、逆にこわい…



「ありがとうございましたぁ・・」



そして店員さん、チョー警戒してる


「ちょうどいただきます、

ありがとうございましたぁ・・」




そして店員さん、



ムッチャ消毒換気、しだした…




「・・・」




「待ってよー、みんなぁ!」



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