эпизо́д.39-4




「じゃあフントさんのその」


「『タカネノハナカウンター』の精度を信頼して、

先輩の捜索をお願いしてもよろしいですか?」


モチのロンで!!
むしろこちらからお願いする勢いすらあったので!!



でもふと思ったんですが…


「なんですか?」



ご存命なかたは僕の事は見えないんですよね?


「おそらく、は」



それで孝殿のような『幽霊』様は私めを認識できてる、と

「はい」


「でないと今の今までが成立しませんからね」



ではご存命なかたは孝殿を認識したりとかは…?



「…さぁ、どうなんでしょ」


「僕、14年『幽霊』やってますが、

真っ青な顔に遭遇したことがありません」


「もしかしたらフントさんのように、

『生きてる方』も同様に見えている可能性も否定はできないので」



( ゚ ρ ゚ )ボー



「ん?」

「どうしましたか?フントさん」


「幽霊でも見たような顔して

ゴーストンジョーク!!


「ふふ 笑」



私の問いに対して、あまりにも理想的な回答をなされていたので、


見惚れてしまいやんした…(;^ω^)



それでその先輩のお名前などは…


「名前、ですね」


ぶうぉぉん!

青野水希


ぬおっ!!(; ・`д・´)



突然にヒトの名前が…



ひょっとしてこれが先輩の・・・



「そうです、名前です」


「先輩の^^」

なんてまぁハイテクな!!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ



「幽霊と幽体特典です、

ゴーストンジョーク!!



…今のはジョークではないです 笑」


はっ!!(; ・`д・´)


私め知ったかぶりでクソ生意気なことを!!


もう速攻、高速土下座して

「する必要ないですよ^^」



へ?



「僕、フントさんよりも『年下』ですから^^」


なんてまぁよく出来た幽霊さんなんでしょ!!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ




はっ!!(; ・`д・´)


また私め知ったかぶりで

「フントさん」



へ?



「それ、やり始めると止まらないパターンなので」

「この辺にしておきましょう^^」


なんてまぁよく出来た!


…って


じー



すんません、ちょっと調子ぶっこいてました:(;゙゚’ω゚’):




「ん?」




「どうしましたか?フントさん」



「幽霊でも見たような顔して

ゴーストンジョーク!!ヾ(≧∀≦☆)


「はは 笑」



ちなみに幽霊の皆さんは、他所様のお風呂シーンに忍び入るなんて

「それは『ヒトとして』NGなんじゃないかと^^」



で、ですよねぇ~:(;゙゚’ω゚’):


孝殿のその、沈黙の笑顔で色々と察しました(;´∀`)


「。。。^^」



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