эпизо́д.45-2




「…希ちゃん、もう話題を追いかけるの諦めてるでしょ」


「ゔっ (; ・`д・´)」


「さすが『育ての親』!」


「はは 笑」



「最初わたしがバイト先一緒で懐いてたのに、

双葉と知り合ったら、速攻鞍替えしたからね」


「ゔっ (; ・`д・´)」


「…なんか今日は完全アウェイな雰囲気。。」



「そういうね、急所が頑丈なゲームに慣れると」

「そういう暴力表現に対する免疫力がついちゃうというか」


「最近のネットゲームって殆ど、敵味方に分かれての殺し合いだかんね」

「友達の頭を狙い撃ちってどうなのよって思ったりするんだけど 苦笑」



「って話が脱線しちゃった 汗」



「希、どっから脱線したか、わかんないでしょ 笑」

「ゔっ (; ・`д・´)」


「ひ、仁美さんだって今のは怪しいよ!」


「うん、全然分かんない (*´◡`*) 」

「笑顔で返すなー!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」



「で」



「そのゲームの話とわたしのアイデア妊娠、

どこでどう繋がるんですか?」



「ゲームシステムやお話とかって

全部が全部、真っ新なもんじゃないから」

「どっかしらで既視感が出てくるというか」

「麻痺しちゃうというか」


「既存のテンプレ慣れし過ぎちゃうと、

不自然さにさえ慣れてきちゃって、

自分なりの線引きがしづらくなったり」


「既存のテンプレ使ったゲームを、

自分のオリジナルって勘違いしたり」


「ほら、治氏がよく言ってたでしょ」




「パクりはなんかちげーって」




「あ、そっか」


「着想としてはアリだけど、発想じゃない時点で、

『創造したい会』的には、想像妊娠って診断だと」


「そういうこと」


「さすが『治氏ぃの嫁』!」


「え!?」

「仁美さんって、治氏と付き合ってたんですか!?」


「うん (*´◡`*) 」


「お互い結婚の意志はないからぁ…

パートナーって感じ、かな♪」


「多少は動じろー!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」



「無理無理」


「希ちゃん、昔っから小鳥遊に勝てた試しないんだから」



「ゔっ (; ・`д・´)」



「しかも治氏と一緒になってから、変態度は倍増してるからね 笑」


「ふふ、ありがと(*´◡`*) 」



「ほら、『変態』言われてこの顔だよ?」


「あぁ~」

「サークル内の、数少ない『あっち側』だったのに」



「残るは希の旦那だけ、か」

「勝手に婚姻届出すなー!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」


「あは 笑」


「希ちゃん、お笑い芸人みた~い」



「小鳥遊、それだ」


「ん?」



「『お笑い芸人』」


「え?」


「そのフント君っての、

自分のストライクゾーンに遭遇すると

挙動不審になるんでしょ?」


「むしろその挙動を売りにして、地方営業とかさせれば?」



「そっか」



「『キョドる』のをネタにすれば、

不審がられずに、大っぴらに物色できるってことか」



「あ」


「そうそう!」


「しかもまだ全国デビューしてない原石にも、

お目にかかれるチャンスもある、か」


「さすが『イケメン好物』!」



「皆さんのおかげで、それで飯が食えてます^^」


「多少は否定しろー!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」



「だって本当に好物だもん 笑」


「開き直るなー!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」





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