эпизо́д.47-2




「あ、はい!」



「ありがとうございました~^^」



「でも幽…


孝さんの先輩がフントくんの地元に住んでるって」


「すごい確率じゃない?」



「はい、小生それを聞いた時びっくりいたしました!」

「しかも実家の結構近くに住んでいらっしゃるとは…」



「ご実家にご挨拶してく?ゆずきちゃん」

「なんでわたしに聞くんですか!(〃ω〃)」



「でも、なんの連絡も無しに訪ねても大丈夫かな」



「さすがに孝殿の御学友は、

連絡先まではご存知ではなかったので(;´∀`)」




「カツカレーとのり弁でお待ちのお客さま、

お待たせしました~^^」


「ありがとうございます^^」

「ありがとうございました~^^」



「ってかフントくん」

「ウチら『なにもん』な設定で、その先輩に会うの?」



「えっと、それは(;´∀`)」


「お弁当広げながら作戦会議をしようかなと」



「ってことは」

「なにも考えずここまで来たってことね」


「ゔっ(; ・`д・´)」



「女性のほうがより、

柔軟な発想が生まれると思いましてですね」



「人任せってことか」


「ぐっ(; ・`д・´)」

「さ、さすが話術士。。」



「ねー、おべんとー、どこで食べるの?」


「この少し先に大きめの公園がありまして」

「座って食べられる場所もあるのでございます!」



「拙者が結愛さんくらいの年頃の頃、

よく無邪気に戯れていた場所なのです」



「あそこの公園、今はマンションになっちゃってるわよ!」


「えっ!?Σ(`Д´ )マヂデスカ!?」



「どうしよう…」




「結愛、フントお兄ちゃんのおうち、行ってみたーい!」

「えっ!?Σ( ̄。 ̄ノ)ノ」



「と、突然押し掛けるのもちょっと…」

「ねぇ、フントくん」



「押しかけるのは大丈夫なんだけど…」

「大丈夫なんだ(;´∀`)」



「久しぶりにこっち帰ってきてるんだから、

お母さんに顔見せに帰ってあげなさいよ!」


「はい、お弁当~」



「あ、ありがとうございます!」


「ぬお~!匂いで既にヤバい!」



「じゃあなんか駄目な理由とかあるの?」



「うちの母君は、既に皆さんとは面識があるので

大丈夫なのですが」



「今、夏休みなので…小生意気な妹が、

ウチにいる可能性もあってですね(;´∀`)」


「フントくん、妹がいるんだ!」



「フントお兄ちゃんの妹って、結愛くらい?」



「いや、そこまで歳は離れては(; ・`д・´)」


「16歳の高校2年生でございます・・」


「思春期ど真ん中!」



「じゃあフント君のご実家に決定〜」

「え!?」


「ホントに行くんですか!?(;・∀・)」


「フント君、お父さんお母さんには話したんでしょ?」

「『孝さん』とかの話」



「へぇ、笑ってスルーされましたが…」



「でも面識があるっていうのと、その話を『一応』知ってるってだけでも、

ウチら3人に対する『不審者度』は軽減すると思うんだ」


「それに「小学生・大学生・社会人」が揃って、

その話繋がりでここに来てるってので、

お母さまも少しは話を信じてくださるような気もするし」


「なるほどぉ~」



「…まぁ妹さんも、女3人いるから…大丈夫でしょ」



「やったー!」


「お兄ちゃんち、どっちぃ?」



「こちらでございます」



「今のうちに、フント君の『妹さん』と

仲良くなったほうがいいんじゃない? 笑」


「もー!花純さん!(〃ω〃)」

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