эпизо́д.49




     「おじゃましまーす!!」



「どうぞ~^^」



「お邪魔します・・」



「洗面台は左手のドア開けると、直ぐにありますので」

「リビングで適当に寛いでくださーい^^」



「はーい!(。>ω<。)ノ」



カチャッ



「ありがとうございます^^」



キュイッ

ジャー


パシャバシャ


「リビングはあちらになりまする」


がらがらがらがらぁ…



「おじゃましまーす」



バタンッ



「でも文人がウチに女の人連れてくるなんてねぇ」



「しかもみなさん、お綺麗だし


「みんなもちゃんと、てあらいうがい~」


…可愛いし^^」



キュイッ

ジャー


パシャバシャ



がらがらがら…

    

     「『おキレイ』だなんて (;^ω^)」



( ゚ ρ ゚ )ボー



とん とん、


とん…


「ホントに女の人だ!」



       「いらっしゃいませ~^^」


「わっ!『天然美少女』…」

「え?」


「いえいえ、なんでも(;・∀・)」



「ホントに小学生もいた!」

( ゚ ρ ゚ )ボー


「ゆずきちゃん、洗面台、あっちの扉の向こう」

「あ、はーい」


「なんか挙動も似てきた? 笑」

「似てません!(〃ω〃)」


「木下結愛です!」


キュイッ

ジャー

パシャバシャ

         「初めまして、森下花純です」

がらがらがら…

「わっ、お兄ちゃんのストライクもいた!」



「かおりぃ、言葉遣い言葉遣い」


「ウチのクォリティーがバレちゃうでしょ 笑」


「それ言った段階でもうバレてるって」


( ゚ ρ ゚ )ボー


「あ、そっか」



「お兄ちゃんたちお弁当買ってきたんだって」


              「お昼チャーハンでもいい?」


「うん」



「かおり、皆さんに麦茶お出しして」


           「はーい」

 

「文人もボーッとしてないで、

さっさと手ぇ洗ってらっしゃい!」

  ( ゚д゚)ハッ!


     「御意!!」




            「はーい、麦茶どうぞ」


キュイッ

ジャー

「ありがとー!」

パシャバシャ


「で…」


がらがらがら…


「お兄ちゃんのカノジョはどの人ぉ?」


「ゴ、ゴホッ(。-∀-)」


「カマかけてみたら引っかかった 笑」

「かおりぃ、ちょっと手伝って~」

「はーい、今行くー!」


「まだ、そんなんじゃ(〃ω〃)」


             「『まだ』…ねぇ」



「あ、たまごは二個」

「あとこれ切って」


        「はーい」



「すっかりペース握られちゃったね」


「はは…」



         「ん?なんの話をしてらっしゃいました?」


「お兄ちゃんの妹、すっごくカワイイね」


「ええ、まぁ」


「なんか素っ気ない反応 苦笑」



「なんだか方々から、スカウトなんぞされちょるようですが」


「私にとっては

思いっきり『ボール球』なので…


微動だにもせずなのです」


「極端すぎる 苦笑」



「まぁそれよりも皆さん、当初の目的でもある

『お弁当』を食べようじゃありませんか」


「そうだね」



「いただきまーーす!!」


ぱくっ


「んーーーーー!!」

「からあげおいしーーい!(*´◡`*) 」





「なに?」


「…文人って外じゃあ『いいオトコ』なの?」



じーっ


「ユーリンチー…やばし!!」

「あれでぇ? 笑」


「じゃあ」


「見えない…フェロモンとか?」


「お兄ちゃんにフェロモン感じる?」


「感じるわけないでしょ、母親なんだから」

「アチっ!」


「無駄話してたら火傷しちゃったじゃない」

「ほら、お皿出して」


「はーい」



「ユーリンチー…ふたくちめもやばし!!」



「ふっ 冷笑」

theSUNreason.

文字を楽しむ 『文楽(ぶんがく)』 日常をそのまま切り取る 『フォトグラファー』 日向理のホームページへようこそ。